症例紹介

🐶犬の避妊手術って? 知っておきたいメリット、デメリット

🐶【浜松市近隣にお住まいの飼い主様へ】犬の避妊手術を徹底解説します✨

  1. 📌 犬の避妊手術とは?基礎知識
  2. 🌸 犬の避妊手術のメリット|乳腺腫瘍って?
  3. ⚠ 犬の避妊手術のデメリット
  4. 🏥 犬の避妊手術の流れ|当院での1日の流れ
  5. 📝 術後の注意点
  6. 👵 高齢犬は何歳まで避妊できる?
  7. 🌼 避妊しない選択肢と必要なケア
  8. 🐾 浜松市で避妊手術を検討する飼い主様へ

浜松市近隣にお住まいの飼い主様からは、犬の避妊手術について

「本当に必要なのかな?😟」
「痛みはどれくらい?💦」
「どの時期がベストなの?」

といった質問を多くいただきます。

ドッグギャラリークリニックはアットホームで相談しやすい雰囲気を大切にしているため、
初めての方でも緊張せずにご相談いただけます🐾

この記事では、浜松市で犬の避妊手術を検討している飼い主様が、
不安をしっかり解消し、自信を持って選択できるように、
メリット・デメリット・費用・リスク・術後ケアなどを丁寧に解説します💡

📌 犬の避妊手術とは?|飼い主様がまず知りたい基礎知識

犬の避妊手術とは、卵巣または卵巣と子宮を取り除く手術です。

妊娠の予防だけでなく、将来的な病気を減らす効果が明確に示されているため、
世界的にも予防医療として推奨されています🌍

特に乳腺腫瘍の予防効果は非常に高く、後述の通り、時期によってリスクが大きく変わります。

🌸 犬の避妊手術のメリット|乳腺腫瘍リスクを解説📚

🔬 乳腺腫瘍の発生率は「いつ避妊するか」で劇的に違う

犬の乳腺腫瘍はメス犬で非常に多い腫瘍で、犬では50%が悪性と言われています。
犬の乳腺腫瘍はホルモン依存性のため、避妊手術のタイミングがリスクに大きく影響します。

📘【Schneider et al., 1969(J Natl Cancer Inst)】

避妊のタイミング     乳腺腫瘍発生率
初回発情前       0.5%(1/200に減少)
発情1回後         約8% (1/12に減少)
発情2回後        約26% (1/4に減少)
                             ↑未避妊の場合との差です。

と、タイミングによってはかなり発生を予防できます。
時期に関係なく避妊済みの犬と未避妊の犬の乳腺腫瘍発生率を比べると7倍の差があると言われています。

🌸 その他のメリット
✔ 子宮蓄膿症の予防
避妊手術で 生涯100%防げます。

✔ 発情期のストレス軽減
落ち着きがなくなる、鳴く、オス犬が寄ってくるなどのストレスをなくせます。

✔ 望まない妊娠の防止
多頭飼育・散歩中の接触などでも安心です。

⚠ 犬の避妊手術のデメリット|飼い主様が気になる点

✔ 麻酔リスク
ASA分類(アメリカ麻酔学会が定めているリスク分類)のclass1-2(すごく簡単にいうと健康な目立った病気のない子達)
では麻酔リスクは0-0.07%とされています。(あくまで一つのデータ)
BilleCetal.VetAnaesthAnalg,41(3),249-58, 2014
術前にしっかり体調チェック、血液検査、レントゲン、心臓のエコーを行い安全に手術を行えるようにします。

✔ 太りやすくなる
食事変更(避妊した子専用のご飯があります)と運動で十分コントロール可能🏃‍♀️

✔ 尿漏れ
特に大型犬で報告がありますが、多くの例で薬が有効。

✔ 性格変化
大きな変化はまれですが、興奮しやすい子が落ち着く場合があります😌

✔ 腫瘍発生率の増加?
一部の犬種での血管肉腫や膀胱移行上皮癌、骨肉腫などが
避妊をした犬の方が発生率が高かったとの報告もあるのは確かですが
犬種特異的なものや、エビデンスとして弱いもの(避妊手術のみが原因とは言い切れない)が多く
現在は避妊手術をした方がメリットは大きいと考えられています。

🏥 犬の避妊手術の流れ|当院での1日の様子

① 手術前診察
血液検査・身体検査で安全性を確認👍

② 手術当日(必ず朝は絶食)

・朝お預かり
当日に診察で体調チェックなどを行い手術が行えるか判断します。 体調がすぐれない、ご飯を食べてしまったなどの場合は手術を延期します。

・手術
休診時間中に手術を行います。避妊手術の場合は麻酔導入から目が覚めるまで1時間以内に終わることがほとんどです。鎮痛薬をしっかり使い、痛みを最小限にします。

・夕方お迎え
病院にいてる方がストレスになってしまう子などはその日に退院します。術中、術後に何か問題が生じたことにより獣医師の判断で入院になる場合もあります。

③ 術後ケア
エリザベスカラー or 術後服で傷を保護。

📝 避妊手術後の注意点

✔ 散歩
術後2〜3日は 5〜10分の短時間散歩 のみに。

✔ シャンプー
抜糸後(多くは術後14日)からOK🛁

✔ 傷口のケア
舐める → 腫れ・炎症の原因になるため要注意。

✔ 食事
避妊後は太りやすいため、フード量の調整が必要🍚

👵 犬の避妊手術は何歳までできる?

これもよく飼い主様がされる質問の一つです。

答えとしては何歳でもできるという答えになってしまいます。

というのも手術ができるか=麻酔をかけることが可能か ということです。(避妊手術においては)
ですので、麻酔をかけるだけなら何歳であってもかけることができます。
しかし、麻酔をかける以上麻酔リスクというものが発生してきます。

上の項目でも少しお書きしましたが、ASA分類class4-5(簡単にいうと重篤な全身疾患がある) の子達では
麻酔リスクが5-16%まで跳ね上がります。

なので何歳まで手術ができるかというよりは、その子の体調、今の状態、麻酔リスク、得られるメリットなどを総合的に判断して
手術を行うか決めるということが大事になってきます。

避妊しない選択肢|その場合に必要なケア

これまで避妊手術の意義についてたくさん書いてきましたが、飼い主様の考え方それぞれですから
避妊手術をしないことが決して悪というわけではありません。

ただ避妊しない場合はワンちゃんの健康を維持するためには
・乳腺腫瘍
・子宮蓄膿症
の早期発見が重要となってきます。

少なくとも 半年〜1年に1回の超音波検査または、お家でよく乳腺を触るようにするなど定期チェック を推奨します🔍

🐾浜松市で犬の避妊手術をご検討の飼い主様へ

ドッグギャラリークリニックは、
「なんでも相談しやすい動物病院」であることを大切にしています😊

避妊手術は、ワンちゃんの未来の健康を守る大切な選択です。

「時期がわからない…」
「うちの子は手術できるの?」
「痛みが心配…」

どんな小さな疑問でも、ぜひお気軽にご相談ください✨
ワンちゃんが安心して過ごせる毎日を、私たちが全力でサポートします🐕💐

ご予約はこちらからどうぞ。
スタッフ一同お待ちしております。